池江瑠花子さんが、パリ五輪に出場が決定しました!
池江さんと言えば、とても有力な水泳選手でありながら突然の白血病にかかり戦線から離脱し、その衝撃的なニュースに当時はとても話題になりました。
そして闘病の末、劇的に復活を果たしています。
そこで、今回は彼女の闘病生活から復活を果たすまでの軌跡、また骨髄移植についても調べました。
ぜひ、最後までご覧ください。
池江璃花子さん、突然の白血病発覚!
とても、素敵な笑顔が印象的な競泳選手の池江さん。
実力もさることながら、その真面目で凛とした姿にとてもファンの多い選手です。
そんな彼女は、2019年2月に白血病を発表しました。
当時、彼女はオーストラリアで合宿中に体調を崩して、緊急で日本に帰国しました。
そして、精密検査を受けた結果、白血病と診断されます。
このニュースは、スポーツ界全体に大きな衝撃を与えました。
それから5年経った2024年2月8日、池江さんはインスタグラムのストーリーズを更新して、完全に病気が治ることへの思いを投稿しています。
「5年前の今日の朝、羽田空港に緊急帰国し、5年前の今日の夜、白血病だとわかった」と振り返っています。
池江さんが白血病だとわかったことは、彼女自身と周りの人たちにとってとてもショックなことでした。
白血病、闘病の日々
池江さんは2019年2月に白血病を発表しています。
上の写真は、「皆様にありのままを見て頂き、誰かの希望となれば嬉しい」と闘病の中撮影された写真です。
この病気は、正式には急性リンパ性白血病と診断され比較的、若い世代に多い病気として知られています。
白血病というのは、血液の中に異常な白血球が増えてしまう病気で、いわゆる血液のガンと言われています。
これは、かなり深刻な病気で、闘病生活はとてもハードです。
抗がん剤の治療で吐き気や体のだるさ、食欲不振など、たくさんの辛いことがあったとのことです。
しかし、池江さんは闘病中も「弱音を吐かず」、自分自身を強く持ち続けていたと、池江さんの状況をお母さんが話しています。
約10ヶ月間の入院生活を経て、同年の12月に退院されました!!
退院後は、一生懸命リハビリを続けて、少しずつ競技に復帰するための体力と筋力を取り戻していきました。
そして、池江さんは辛い状況を乗り越えて、2020年8月に競技に復帰を果たしました。
そして、病気の公表から約5年の、2024年3月の国際大会代表選考会で見事に3大会連続のオリンピック出場権を獲得しました。
現在は、医療チームと一緒に体調に合わせた柔軟な練習メニューをこなしながら、競技人生を行なっています。
骨髄移植は誰から受けた?
白血病については、骨髄移植を治療法としていますが、果たして池江さんはどなたから移植を受けたのでしょうか?
調べたところ、池江璃花子さんの骨髄移植ドナーが誰だったのかは公表していません。
ただ、池江さんは治療の経緯がとても早かったということもあり、兄か姉のご兄姉から移植を受けた可能性が高いのではないかと推測されているそうです。
骨髄移植をは、ドナーの方と血液中のHLAの型が一致する必要があります。
HLA型の一致率は、兄弟間だと30%の確率で一致すると言われています。
また両親との一致率は低く、ほぼ0%という確率なのだそうです。
また親戚以外の方の場合になると、数百~数万分の1の確率であり、一致するドナーが見つかるまで待たなくてはいけません。
その間に、どんどん病状は悪化していきます。
よって、池江璃花子選手は兄か姉から移植を受けた可能性が高いのではないでしょうかと思われます。
なお、彼女が白血病にかかり、ドナー希望者がとても増えたそうです。
少しでも、病気に苦しむ方を助けたいという方が彼女の病気をきっかけに大きな輪となって広がっていったようですね!
まとめ
以上、池江選手の病気の発覚から闘病、復帰の流れを調べてみました。
とても重い病気ながら、弱音を吐かずリハビリに励み、水泳に感謝の気持ちを抱きながら、再び世界の舞台で輝くことを果たしました!
そんな彼女のしなやかで美しい姿は、本当に多くの人々に勇気と希望を与えています。
今後もみんなで応援しながら、彼女のさらなる歩みを見守っていきましょう!
コメント